2009年12月14日

100年前のアメリカにあった日本の銀行

ディズニーランドのワールドバザールは、19世紀後半から20世紀初頭のアメリカを再現しています。

銀行も通常業務を行っており、当時を忠実に再現していたりします。
初めて利用する人は「ここって使えるの?」と半信半疑の様子。

写真は「三井住友銀行 (東京ディズニーランド出張所)」。

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真ん中の大きい絵は、江戸時代の越後屋でしょうか?
のれんに「井げたの中に三」の三井のマークのようなものが描かれていました。

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ランド内で一番ふかふかなソファー。



「銀行強盗対策」に窓口が格子になっていたり、行員さんの制服もディズニーランド仕様で通常の制服とは違いました。
ちょうど閉店時間の21:00に通りかかったら、警備員さんの制服まで当時風。おもしろい帽子をかぶっていた (^o^)

「100年前のアメリカには、日本の銀行はあったのかな?」と思い調べてみたところ、

あった、あった! 住友銀行は積極的に海外進出していたようです。

『住友銀行百年史』によると、



・【1916年9月】 カリフォルニアに 「桑港(サンフランシスコ)支店」 を開設。

・【1916年10月】 The Sumitomo Bank of Hawaii
          ホノルル市フォート街801番地に 「布哇 (ハワイ) 住友銀行」 を設立。

・【1918年1月】 「シアトル支店」 開設。

・【1918年2月】 ブロードウェー147番地に 「紐育 (ニューヨーク) 出張所」 を開設。
           (1922年に紐育支店に改称)

・【1919年11月】 The Sumitomo Bank of Seattle
          シアトル市第3街802に 「シアトル住友銀行」 を開業。

・【1924年?月】 「ロスアンゼルス支店」 開設。

・【1925年3月】 The Sumitomo Bank of Calfornia
          「加州 (カリフォルニア) 住友銀行」 設立。




◆その他
・日系人が多い地域に出店 (日本へ送金するニーズが高かった)。
  サンフランシスコ - 最初に日本人が移住。
  ハワイ - 1918年(大正7)には人口の4割にあたる約一万人にが日系人。
・当時、横浜正金銀行 (東京銀行の前身で、現在は東京三菱銀行) もニューヨーク支店があったと何かの本で読んだ。
・1918年5月 ヨーロッパには 「倫敦(ロンドン)支店」 をグレースチャーチ街87番地に開設。
 (当時世界の金融の中心はアメリカではなくイギリス)


sumitomi_bank_ny.jpg
 当時の住友銀行ニューヨーク支店

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